コンサルは自分で事業をやりたくなる

働くこと=お金を稼ぐ手段 ではない

先日、田内学さんの「きみのお金は誰のため」という本を読みました。お金の本質について教えてくれる本です。漫画なのでさらっと読めますが、内容は難しいです。本質を理解できたかは自信がありませんが、興味深い内容でした。

この本の内容の1つとして、社会貢献の大切さがあります。普段、働くこと=お金を稼ぐ手段、だと思いがちですが、本来は働くこと=誰かの役にたつことであり、それによって社会が成り立ちます。この本を読んでいて、私が会社を辞めたいと思っていた理由が言語化されたような気持ちになりました。

コンサル職への不満

私は、ITコンサルの仕事をしていました。コンサルというのは、簡単に言えば、お客様にアドバイスをする仕事です。お客様にアドバイスをして、お客様とともに、お客様の事業を成功させる、というと達成感がありそうに聞こえますし、実際まさにそのようにお客さんと目標を達成させることができて非常にやりがいのあった仕事もありました。

ただ、実際の仕事の中には、お客さんから仕事をもらうための営業活動や、社内やお客さんとの調整ごと等が多くを占めます。お客さんの事業に密着している感覚は薄く、社会に役立てている実感がないことに不満を覚えるようになってきました。

正直、20代の頃は、目の前のお客さんや上長が喜んでくれるだけでも嬉しかったのですが、年をとってくると変わってきて、30代後半になると社会貢献したくなるものなのかもしれません。

「コンサルは自分で事業をしたくなる」と聞いたことがありますが、まさに自分もこれに当てはまっていたようです。しかし、これまで、それは「人にアドバイスしていると、自分で手を動かしたくなる」という意味なのかと思っていましたが、それよりも、社会貢献している実感が欲しくなるという要素が強いのかもしれません。